2020年02月04日

筋肉はアホだから


からだが喜ぶ
こころが喜ぶ
ささやかでも楽しく
刺激的な生き方を…。


自宅でサロン&スタジオを主宰しています
村松その子です

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ヨガの複雑なバランスポーズを見ると
人間の身体ってそんな風になるんだ?と
驚いて目を丸くすることがありますよね!


そんな格好(ポーズ)したことないし
無理だよ、出来ないよ!というのが
自然な感想かな?


自分に柔軟性があればできるのか…とか
支える筋力がないから現状では無理だな…とか
単純に、柔軟性と筋力の問題にしたいところ
ですが、実際はそうばかりではないんです。


体力測定の数値は背筋や握力も十分なのに
日常においてある動作ができない…
なんてこともあるでしょうし

逆に、日常動作でそれに近いことを
常々しているはずなのに
エクササイズとして改めてやってみると
「あれ、動かせられない」「耐えられない」
なんてことがあります。





動かせられない部位で、よく見られるのが
股関節(お尻を使うこと)を回す動きや
上背部を伸ばすような動き。

膝を外方向へ(外転外旋で)開いていってね、と
誘導しても
外ではなく前方向になってしまったり
背骨を反らせたいのに丸まってきてしまう。

動きが逆の方向になってしまう人って
実は多いんですよ!


身体が思うように動かない、とか
逆の動きになってしまう

その理由は「筋肉はアホだから!」

と、バカにしてるわけじゃなくて
敢えて、愛情を込めた言葉として、ね!

アホだから!

筋肉さんってば
繊維に沿って縮む動きをすればいいのに
その方向がわからなくなるそうなんだ。

力の入る進むべき方向がわからない、って
これ、たぶん…

私が地下鉄の出口がわからなかったり
駅のトイレを出た後の帰り道がわからずに
一瞬立ち尽くすってことが良くあるのだけど

それと同じ。

実は筋肉さんも相当焦ってて
結果として動けない、というそんな状態
じゃないかと思うんです。

そんな筋肉へは道標が必要。
働くべき方向を教えてあげなきゃいけない。


それが感覚。

人の身体には深部感覚というのがあります。
それに五感と平衡感覚を加えた感覚システムが
土台となって全ての活動がおこります。

感覚神経で受け取って、脳で処理して、
次に運動神経を通して筋肉は動く

このぐるぐる巡る神経の伝達が
どこかであやふやになったらその先は…×。

というわけで、筋力強化とか技術とかの前に
これを円滑にするのがトレーニングの出発点。

スポーツのように動きが複雑になればなるほど
複数の筋肉が共同で働くことになるので
そのタイミングもまた大事ですし
刺激への反応速度も高めたいですよね。


運動のための感覚器の目覚め。
意識的に感覚を使ってみてください!

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